その後の株価の動き
2026年9月1日(火)に取り上げた材料と、その後の株価の動きです。この日の市場全体(TOPIX)は上昇(+0.6%)。
通期を上方修正。営業利益は前回レンジの上限も超える
2026年9月期 通期予想を修正。売上高5,400→5,850百万円(+8.3%)、営業利益670〜800→860百万円、経常利益も同額、当期純利益590〜700→740百万円。1株当たり当期純利益は46.28〜54.91円→58.03円。
会社は理由として、家電・ガジェット分野のプロジェクト獲得とグロース支援が想定を上回ったこと、広告配信代行など附随サービスの伸長、全社的なコスト管理を挙げています。
3Q時点では4Qの大型プロジェクトと附随サービスの規模に不確実性が残るとして予想を据え置いており、その見通しが固まったための修正、と説明されています。
※前期実績(2025年9月期)は売上4,577百万円・営業利益447百万円。決算期末(9月30日)まで1か月の時点での修正です。
📊 その後の値動き翌営業日: ▼3.4%(市場比 ▼1.0%)/5営業日後: ▼0.5%(市場比 +2.6%)
自社株買い40億円を新規決議。ただし同じ日に「売出し」とセット
取得上限180万株=発行済(自己株式を除く)の2.1%・取得総額上限40億円。取得期間は売出しの受渡期日の翌営業日から2026年12月31日まで、市場買付け。
会社は取得理由に資本効率・株主還元に加えて「本売出しの実施に伴う需給への影響を緩和する観点」と明記しています。つまりこの自社株買いは下の売出しと一体で読む必要があります。
※売出しの詳細は🔻セクションに記載。
📊 その後の値動き翌営業日: ▼7.2%(市場比 ▼4.8%)/5営業日後: ▼13.0%(市場比 ▼9.9%)
立会外(ToSTNeT-3)で最大4.8%を買い付け
取得上限746,000株=発行済(自己株式を除く)15,486,800株の4.8%・取得総額上限116,376,000円。9月1日終値156円で、9月2日8時45分の立会外買付取引に委託。
その取引時間限りの注文で、取得結果は9月2日8時45分の取引終了後に公表予定。
※市場動向により一部または全部が取得されない可能性がある旨が明記されています。
📊 その後の値動き翌営業日: +9.0%(市場比 +11.4%)/5営業日後: +1.9%(市場比 +5.1%)
親密先3社が計475万株超を売出し。会社に資金は入らない需給要因
売出株式4,756,000株。内訳は日清紡ホールディングス2,000,000株、太陽ホールディングス1,490,000株、大和証券1,266,000株。加えてオーバーアロットメントによる売出しが上限713,400株。
売出人はいずれも既存株主で、新株発行ではないため株数は増えません(希薄化ではない)。一方で会社に資金も入らず、市場に出る株数が増える需給要因です。
売出価格は9月9日〜9月14日のいずれかの日の終値に0.90〜1.00を乗じた価格を仮条件として決定されます。上記の自社株買い40億円は、この受渡期日の翌営業日から始まります。
📊 その後の値動き翌営業日: ▼7.2%(市場比 ▼4.8%)/5営業日後: ▼13.0%(市場比 ▼9.9%)
連結子会社さいか屋(8254)が監理銘柄(確認中)に指定
さいか屋の流通株式時価総額は741,296,049円で、スタンダード市場の上場維持基準10億円に届かず、改善期間の最終営業日(8月31日)時点でも不適合。9月1日付で監理銘柄(確認中)に指定されました。
株主数・流通株式数・流通株式比率の3基準は適合しており、外れているのは流通株式時価総額の1つです。
※指定期間は「上場廃止基準に該当するかどうかを取引所が認定した日まで」で、廃止が決まったわけではありません。
📊 その後の値動き翌営業日: ▼1.0%(市場比 +1.4%)/5営業日後: ▼2.3%(市場比 +0.9%)
特別調査委員会の報告書を受領。業績影響額はまだ「精査中」
過年度の中古トラック売買取引で「適切でない取引が行われた可能性」が指摘され、5月に設置した特別調査委員会から本日報告書を受領。
2026年12月期通期への影響額は精査中で、判明次第の開示。過年度の有価証券報告書・内部統制報告書の訂正報告書と決算短信等の訂正は2026年11月13日までに行う予定としています。
※金額が出ていないため、影響の大きさはまだ判定できません。数字が出た時が本番です。
📊 その後の値動き翌営業日: ▼2.5%(市場比 ▼0.1%)/5営業日後: ▼3.3%(市場比 ▼0.2%)
社内調査委員会の報告書を受領
会計監査人から半期報告書の中間連結財務諸表について「結論を表明しない」旨の期中レビュー報告書を受けたことが発端(6月15日)。子会社が組成したファンド全件を対象に、不動産取引か金融取引かの判別を含む網羅的調査が行われていました。
外部専門家の選任に時間を要し当初の7月31日完了予定から遅延していた経緯があり、本日報告書を受領。
※本項は日中の判定時点の読解に基づく記載です(3Q短信の公表予定時期を含む)。
📊 その後の値動き翌営業日: ▼4.8%(市場比 ▼2.4%)/5営業日後: ▼4.8%(市場比 ▼1.6%)
最大120名程度の希望退職を募集
対象は指定エリアの介護職・看護職・リハビリ職の一般社員。募集期間9月1日〜9月15日、退職日10月31日。転身支援特別退職金を支給。
会社は理由に「診療報酬改定等による収益構造の変化」を挙げ、採用抑制・配置転換・在籍出向では足りないと判断したと説明しています。
※費用を含めた2027年3月期業績への影響は「軽微」と明記。2028年3月期以降は今後の業績予想に織り込むとされており、構造改革の効果・コストはまだ数字になっていません。
📊 その後の値動き翌営業日: ▼0.9%(市場比 +1.5%)/5営業日後: ▼2.6%(市場比 +0.5%)
取引先の民事再生で貸出金222百万円に取立不能のおそれ
取引先ギフトプラザ(郡山市・小売業)が8月31日付で民事再生手続開始を申立て。貸出金222百万円(連結純資産比0.92%)のうち、担保・引当等で保全されていない約195百万円を2026年9月期に引当処理。
※2027年3月期の業績予想の修正はない、と明記されています。
📊 その後の値動き翌営業日: ▼1.5%(市場比 +0.9%)/5営業日後: ▼2.3%(市場比 +0.8%)
9月1日の単日で143万株の大量行使
第12回新株予約権(EVO FUND割当)の9月1日の行使で1,430,000株を交付。行使個数14,300個は発行総数100,000個の14.30%。前月末時点の発行済株式数は14,779,000株で、単日の交付株数がその1割弱に相当します。
未行使は95,260個(9,526,000株)→80,960個(8,096,000株)へ。8月中も474,000株の交付があり、行使は継続中です。
📊 その後の値動き翌営業日: ▼20.8%(市場比 ▼18.4%)/5営業日後: ▼17.5%(市場比 ▼14.4%)
8月の交付846万株、前月末発行済の約8.3%
第39回新株予約権の8月行使は84,630個(発行総数600,000個)・交付8,463,000株。前月末発行済101,563,408株に対し約8.3%相当。
※本項は日中の判定時点の読解に基づく記載です。
📊 その後の値動き翌営業日: ▼7.4%(市場比 ▼5.0%)/5営業日後: ▼11.1%(市場比 ▼8.0%)
第7回で49.54%の行使、合算行使比率は10%制限を超過
8月の第7回行使は9,935個=993,500株で発行総数の49.54%、合算行使比率34.12%と10%の制限を超過。
※本項は日中の判定時点の読解に基づく記載です。
📊 その後の値動き翌営業日: ▼5.5%(市場比 ▼3.1%)/5営業日後: ▼8.9%(市場比 ▼5.8%)
第三者割当先が8月31日に3万株を274円で市場売却。累積譲渡56.5万株=割当1,941,748株の29.1%
📊 その後の値動き翌営業日: ▼1.8%(市場比 +0.6%)/5営業日後: ▼3.6%(市場比 ▼0.5%)
第三者割当(4,046,000株・割当日8月24日)に係る株式譲渡報告確約書。別途、第13回新株予約権は8月27日に残存108,900個を全部取得し28日に全数消却、未行使残ゼロ
📊 その後の値動き翌営業日: ▼3.2%(市場比 ▼0.8%)/5営業日後: +2.4%(市場比 +5.5%)
リンテック株を636億円で売却。売却益239億円は一過性
リンテック株12,436,600株を1株5,115円・約636億円で売却。連結の投資有価証券売却益は239億円(個別564億円)。
※特別利益であり、本業の稼ぐ力を示す数字ではありません。買い手側の7966 リンテックは同日、売出価格を5,335円(9月1日終値5,500円から3.00%ディスカウント)と決定しています。
📊 その後の値動き翌営業日: ▼5.3%(市場比 ▼2.9%)/5営業日後: ▼8.7%(市場比 ▼5.6%)
4099関連|四国化成株の売出しに応じる3社が、それぞれ特別利益を計上見込み
3105 日清紡HD(200万株・2026年12月期3Q)/4626 太陽HD(1,490,000株・全株)/4212 積水樹脂(1,266,000株・全株、いずれも2027年3月期2Q)。
※売却価格は9月9日〜14日に決定するため金額はいずれも未定。一過性の特別利益です。
投資有価証券売却益20億円を見込む
売却時期は2026年10月末まで、2027年3月期に特別利益として計上見込み。
※一過性です。本項は日中の判定時点の読解に基づく記載です。
📊 その後の値動き翌営業日: ▼4.7%(市場比 ▼2.3%)/5営業日後: ▼8.2%(市場比 ▼5.1%)
エルサルバドル子会社の固定資産(土地約297千㎡)を譲渡。譲渡価額・損益は非開示、2027年3月期と2028年3月期に売却益計上見込み、業績予想は精査中 ※一過性
📊 その後の値動き翌営業日: ▼5.6%(市場比 ▼3.2%)/5営業日後: ▼10.8%(市場比 ▼7.7%)
上場1銘柄の売却で売却益47百万円、2027年2月期2Qに計上見込み ※一過性
📊 その後の値動き翌営業日: ▼0.7%(市場比 +1.7%)/5営業日後: ▼0.3%(市場比 +2.8%)
養命酒製造の株式100%を68億円で取得完了(取得日9月1日)。連結取込は2027年3月期2Qから
📊 その後の値動き翌営業日: ▼0.5%(市場比 +1.9%)/5営業日後: ▼3.1%(市場比 +0.1%)
ハビーの株式100%を取得完了。取得価額3,250百万円+諸費用85百万円=3,335百万円、承継事業の売上高3,470百万円(2026年3月期)
📊 その後の値動き翌営業日: ▼2.2%(市場比 +0.2%)/5営業日後: ▼2.5%(市場比 +0.7%)
ヤマトクレジットファイナンス株式70%の譲受完了。2027年3月期業績への影響は軽微の見込み
📊 その後の値動き翌営業日: ▼2.1%(市場比 +0.3%)/5営業日後: ▼2.8%(市場比 +0.3%)
テラ社株式80%取得(残20%は業績連動オプション)、譲渡実行9月1日
📊 その後の値動き翌営業日: ▼1.7%(市場比 +0.7%)/5営業日後: ▼3.1%(市場比 +0.1%)
スィンク社の全株式取得。2027年3月期連結への影響は軽微の見込み
📊 その後の値動き翌営業日: ▼1.0%(市場比 +1.4%)/5営業日後: ▼2.2%(市場比 +1.0%)
想定問答の形で、上期営業利益32.76億円(前年同期比+156.9%・計画比+61%)と開示。上振れ12億円のうち期ズレが4億円、事業要因が8億円との内訳を説明。あわせて2030年度にEPS1,200円(2026年度比約2.2倍)・営業利益200億円を掲げる中期計画の補足も公表 ※適時開示ではなくIR補足資料の位置づけ
📊 その後の値動き翌営業日: ▼3.0%(市場比 ▼0.6%)/5営業日後: +7.3%(市場比 +10.4%)
月刊誌の非公開化報道について「当社が発表したものではなく、検討している事実はない」と否定
📊 その後の値動き翌営業日: ▼6.0%(市場比 ▼3.6%)/5営業日後: ▼9.3%(市場比 ▼6.2%)
配当方針を変更し初の中間配当を実施。年間15円20銭は据え置きで、中間0円→7円60銭、期末15円20銭→7円60銭への等分。年間額は変わらないため増配ではなく、受け取り時期の前倒しです
📊 その後の値動き翌営業日: ▼0.9%(市場比 +1.5%)/5営業日後: ▼2.9%(市場比 +0.2%)
8月の月次KPI。成婚1,983組(+20.8%)、相談所4,844社(+4.6%)、登録会員110,885名(+9.5%)
📊 その後の値動き翌営業日: ▼4.0%(市場比 ▼1.6%)/5営業日後: ▼10.0%(市場比 ▼6.9%)
洋菓子のにんじんハウス全株式を孫会社化(取得価額非開示)。同社の直近2025年8月期は売上高230百万円・経常5百万円・3店舗
📊 その後の値動き翌営業日: ▼1.2%(市場比 +1.2%)/5営業日後: +1.2%(市場比 +4.4%)
新宿区の区施設窓口37か所にモバイル型決済端末を配置(契約金額・期間の記載なし)
📊 その後の値動き翌営業日: ▼3.1%(市場比 ▼0.7%)/5営業日後: ▼14.0%(市場比 ▼10.9%)
長崎県の旅費システム構築+運用保守を受注(契約金額・期間・利益影響の記載なし)
📊 その後の値動き翌営業日: ▼1.7%(市場比 +0.7%)/5営業日後: ▼1.5%(市場比 +1.7%)
AMED令和8年度第2次公募に採択(開発フェーズA-1、当社は分担研究)
📊 その後の値動き翌営業日: 0.0%(市場比 +2.4%)/5営業日後: ▼2.3%(市場比 +0.9%)
浜松医科大との共同研究成果がCancer Gene Therapyに掲載。悪性神経膠腫マウスモデルで生存期間延長
📊 その後の値動き翌営業日: ▼2.9%(市場比 ▼0.5%)/5営業日後: ▼2.3%(市場比 +0.8%)
不正アクセスで停止していた4サイトが全て復旧
📊 その後の値動き翌営業日: ▼0.8%(市場比 +1.6%)/5営業日後: ▼1.6%(市場比 +1.5%)
(展示会・新サービスPR・IR記事・提携覚書など、価格に新しく効く数字のない定性開示は割愛しています)
※終値は速報値ベース。外れも含め全件掲載(それが記録の価値)
※一次情報(適時開示)ベースの分類です。売買の推奨ではありません
※🔗のリンク先は東証の適時開示PDFです。東証の公開期間(約1か月)を過ぎるとリンクが切れます。
※この日の全上場企業の適時開示は965件。上記はそのうち「株価に新しく効く情報」を含むと読んだものの整理です。