その後の株価の動き
2026年10月16日(金)に取り上げた材料と、その後の株価の動きです。この日の市場全体(TOPIX)は上昇(+1.7%)。
通期営業黒字へ上方修正
2027年3月期の営業利益予想は40億円の赤字→10億円の黒字、純利益は10億円→70億円。値上げの浸透と鉄スクラップ購入価格の下振れを反映。
※純利益の改善には資産売却による一過性の寄与も含む。原料価格の再上昇や値上げの遅れに注意。
📊 その後の値動き翌営業日: +1.1%(市場比 +1.0%)/5営業日後: ▼2.3%(市場比 +0.2%)
今回の掲載対象に、新規の市場買付枠はありません。取得済み株式の消却決定や、既決定の相対取得は下記に分けています。
通期赤字修正と100億円の資本増強
2027年3月期の連結純利益予想は2.7億円→59.8億円の赤字。有価証券約600億円を売却し、約65億円の売却損を見込む。一方、SBI新生銀行へC種優先株1,000万株を1株1,000円で発行し、100億円を調達する計画。
※売却損による一過性の赤字。年間配当10円は据え置き。資本増強後の自己資本比率は約8.5%を見込むが、株主総会等の承認が条件。
※下限取得価額407円で全て普通株へ転換した仮定では、既存総議決権に対する希薄化率は最大約294%。普通株転換の請求期間は2031年12月25日からで、直ちに普通株が増えるものではない。
📊 その後の値動き翌営業日: ▼0.2%(市場比 ▼0.2%)/5営業日後: ▼2.2%(市場比 +0.3%)
中間赤字と債務超過の拡大
中間売上高1.96億円、営業損失3.18億円。純資産は前期末のマイナス2.23億円→マイナス5.47億円。通期営業利益4,800万円の予想は据え置きで、下期の受注回復と資本改善が焦点。
※決算期変更で前年中間期とは対象月が異なるため、単純な前年比比較はできない。
📊 その後の値動き翌営業日: ▼3.3%(市場比 ▼3.4%)/5営業日後: ▼16.7%(市場比 ▼14.2%)
中間期を営業赤字へ下方修正
売上高35億円→23.70億円、営業利益6,500万円→1.99億円の赤字。複数案件の売上計上が下期へ延期。
※通期営業利益8.03億円は据え置き。会社は下期中の計上を見込んでおり、延期案件の実現を確認したい。
📊 その後の値動き翌営業日: ▼2.2%(市場比 ▼2.2%)/5営業日後: ▼6.8%(市場比 ▼4.3%)
災害損失と為替差損で約37億円
中間期に災害損失約20億円を特別損失、為替差損約17億円を営業外費用として計上する見込み。業績への反映は11月4日の中間決算で公表予定。
※災害損失は現時点の見積額で追加計上の可能性がある。為替差損は換算レートの変動によるもので、本業の採算悪化と分けて見る。
📊 その後の値動き翌営業日: 0.0%(市場比 ▼0.1%)/5営業日後: +0.4%(市場比 +2.8%)
最終赤字縮小でも営業赤字は拡大
通期売上高9.43億円→8.21億円、営業損失14.54億円→15.20億円。受託案件の開始延期や研究開発費の増加を反映する一方、純損失は14.53億円→14.26億円へ縮小。
※最終損益の改善には投資事業組合の運用益や貸倒引当金戻入など営業外の寄与を含む。翌期に延期した案件の開始が確認点。
📊 その後の値動き翌営業日: 0.0%(市場比 0.0%)/5営業日後: 0.0%(市場比 +2.5%)
情報漏洩で損失・対応費用を負担へ
提供システムの管理機能の設定不備が悪用され、情報漏洩の可能性がある対象は4,611名。本件の損失・対応費用は同社が全額負担する方針で、補償額は精査中。
※サイバー保険の適用を見込むため、最終的な実質負担は未確定。現時点で二次被害は確認されていない。
📊 その後の値動き翌営業日: ▼7.0%(市場比 ▼7.0%)/5営業日後: ▼26.7%(市場比 ▼24.3%)
子会社顧客4,611名の情報漏洩
岩井コスモ証券の外部委託先への不正アクセスで、氏名・メールアドレス等が漏洩。3997の開示と同じ事象で、損失額を別件として足し上げるものではない。
※現時点で二次被害は未確認。顧客の信頼や取引継続への影響を確認したい。
📊 その後の値動き翌営業日: ▼1.7%(市場比 ▼1.7%)/5営業日後: ▼8.9%(市場比 ▼6.5%)
時価総額基準の不適合を公表
時価総額30.48億円に対し、上場維持基準は40億円。改善期限は2027年7月末で、基準への適合または市場変更の進捗が焦点。現時点で上場廃止が決まったという内容ではない。
※本項は日中の判定時点の読解に基づく記載です
📊 その後の値動き翌営業日: ▼0.6%(市場比 ▼0.7%)/5営業日後: 0.0%(市場比 +2.5%)
優先株の取得価額が低下
既存の第一種優先株の取得価額を1,686円→1,547円へ修正し、10月17日以降適用。既存条項による変更だが、普通株転換時の潜在的な希薄化は拡大する方向。
※新規増資の決議や転換実施の発表ではない。償還・転換の実施状況が確認点。
📊 その後の値動き翌営業日: ▼1.1%(市場比 ▼1.1%)/5営業日後: ▼6.3%(市場比 ▼3.8%)
既報不正の売却代金額が判明
元従業員1名が約10年間に領収した売却代金は約1.28億円。顧客損害総額・賠償額・業績影響は算定中で、この額をそのまま会社の損失額とは扱えない。
※本項は日中の判定時点の読解に基づく記載です
📊 その後の値動き翌営業日: +0.3%(市場比 +0.2%)/5営業日後: +1.4%(市場比 +3.9%)
社外協力者向け株式報酬で潜在希薄化
80万株相当の新株予約権を新たに決議。最大希薄化率0.97%、行使価額1円、行使日は2029年8月14日。権利失効等で実際の交付株数が変わる可能性がある。
※本項は日中の判定時点の読解に基づく記載です
📊 その後の値動き翌営業日: ▼7.9%(市場比 ▼7.9%)/5営業日後: ▼11.2%(市場比 ▼8.8%)
9月増収の一方、10月途中の免税売上が減速
9月の国内百貨店既存店売上は3.9%増、免税売上は12.8%増。一方、10月15日累計の免税売上は12.2%減で、足元の変化に注意。月途中の数字であり、月全体の結果は未確定。
※本項は日中の判定時点の読解に基づく記載です
📊 その後の値動き翌営業日: ▼3.9%(市場比 ▼3.9%)/5営業日後: ▼3.6%(市場比 ▼1.2%)
自己株式2,285万9,400株の消却を新たに決議
発行済株式の1.67%、消却予定日は10月30日。取得済み株式の再放出余地を減らす資本政策で、新たな市場買付需要は伴わない。
※本項は日中の判定時点の読解に基づく記載です
📊 その後の値動き翌営業日: +0.3%(市場比 +0.3%)/5営業日後: ▼1.7%(市場比 +0.8%)
株式交換の契約・比率が新情報
さいか屋1株にAFC-HD株0.3株を交付し、12月15日の効力発生を予定。上場廃止は既知でも、今回の交換条件は新たな評価対象。対価の価値は親会社株価によって変わる。
※本項は日中の判定時点の読解に基づく記載です
📊 その後の値動き翌営業日: ▼23.0%(市場比 ▼23.0%)/5営業日後: ▼29.9%(市場比 ▼27.4%)
完全子会社化と5か年の売上目標
さいか屋の完全子会社化に伴う新株交付は、資産活用の効果と希薄化を併せて見る。別途公表した中計では、連結売上高を2026年8月期343.24億円→2031年8月期454.40億円とする目標を掲げた。
※本項は日中の判定時点の読解に基づく記載です
📊 その後の値動き翌営業日: +1.1%(市場比 +1.1%)/5営業日後: ▼1.8%(市場比 +0.6%)
328億円の不動産取得契約
鑑定評価額361億円、NOI利回り3.3%、償却後利回り3.0%、稼働率96.6%。取得規模に加え、借入条件と賃料改善が分配金にどう寄与するかが焦点。
※本項は日中の判定時点の読解に基づく記載です
📊 その後の値動き翌営業日: ▼0.3%(市場比 ▼0.4%)/5営業日後: +1.1%(市場比 +3.6%)
系統用蓄電所の工事を受注
PCS出力1,995kW、蓄電容量8,224kWhで、2027年2月納入予定。受注金額は非開示のため、規模だけで利益寄与を決めつけない。
※本項は日中の判定時点の読解に基づく記載です
📊 その後の値動き翌営業日: ▼2.0%(市場比 ▼2.1%)/5営業日後: ▼6.1%(市場比 ▼3.6%)
ふるさと納税関連2社を子会社化へ
アースコーポレーションとワンエイトの全株式取得を決議。アース社の売上高は29.68億円、営業利益3,759万円。取得条件の確認が必要で、買収による収益拡大と資金・のれん負担を併せて評価したい。
※本項は日中の判定時点の読解に基づく記載です
📊 その後の値動き翌営業日: ▼1.8%(市場比 ▼1.8%)/5営業日後: ▼4.1%(市場比 ▼1.7%)
小規模サービス終了で翌期の費用削減
対象サービスは連結売上の0.3%。2027年12月期の販管費を約4,100万円削減する見込みで、撤退費用は軽微。成長機会の縮小と固定費改善の両面を見る。
※本項は日中の判定時点の読解に基づく記載です
📊 その後の値動き翌営業日: ▼0.5%(市場比 ▼0.6%)/5営業日後: ▼0.4%(市場比 +2.1%)
暗号資産事業を廃止、子会社を清算へ
対象子会社の売上高2.6万円、営業損失593.4万円、純資産マイナス3,101.4万円。成長期待の後退と赤字削減余地が併存し、清算時の負担が確認点。
※本項は日中の判定時点の読解に基づく記載です
📊 その後の値動き翌営業日: +6.8%(市場比 +6.8%)/5営業日後: ▼4.9%(市場比 ▼2.4%)
米国子会社で約51名の人員削減を決議。退職費用と当期・翌期以降の固定費削減効果は精査中。
📊 その後の値動き翌営業日: ▼0.8%(市場比 ▼0.8%)/5営業日後: ▼3.1%(市場比 ▼0.6%)
清算中子会社の破産申立てを新たに決議。負債約33億円のうち約23億円はグループ内。親会社貸付20億円は全額引当済みで、追加損失は生じない見込み。
📊 その後の値動き翌営業日: ▼0.7%(市場比 ▼0.7%)/5営業日後: ▼0.2%(市場比 +2.2%)
既公表の買収を完了。新情報は取得価格504億円→498億円への6億円減額で、新規の買収決定ではない。
📊 その後の値動き翌営業日: ▼1.4%(市場比 ▼1.5%)/5営業日後: ▼3.8%(市場比 ▼1.3%)
予約権の全行使が完了し自己株14万株を交付。発行済株式総数は不変だが流通株は増える一方、この予約権の残りの行使余地はなくなった。
📊 その後の値動き翌営業日: ▼12.3%(市場比 ▼12.4%)/5営業日後: ▼9.4%(市場比 ▼7.0%)
公的支援事業に採択。制度の上限1億円・補助率3分の1であり、同社への交付決定額ではない。
📊 その後の値動き翌営業日: ▼2.6%(市場比 ▼2.6%)/5営業日後: ▼4.0%(市場比 ▼1.5%)
ヤマザキマザックとフィジカルAIの共同開発を開始。契約額・受注額は未提示で、今期業績への影響は軽微との見込み。
受賞・認証取得、既公表決算の補足説明、金額が示されていない製品PRなどは、新たな業績数字と区別しています。
📊 その後の値動き翌営業日: ▼6.3%(市場比 ▼6.3%)/5営業日後: ▼17.8%(市場比 ▼15.4%)
(展示会・新サービスPR・IR記事・提携覚書など、価格に新しく効く数字のない定性開示は割愛しています)
※終値は速報値ベース。外れも含め全件掲載(それが記録の価値)
※外れも含む全記録。過去の傾向であり将来の保証ではありません
※一次情報(適時開示)ベースの分類です。売買の推奨ではありません
※🔗のリンク先は東証の適時開示PDFです。東証の公開期間(約1か月)を過ぎるとリンクが切れます。
※この日の全上場企業の適時開示は431件。上記はそのうち「株価に新しく効く情報」を含むと読んだものの整理です。